50%ルール

完成した製品を提供するのではなく,ある程度出来上がったサービスをとりあえず提供し,そこから磨き上げていこうという概念。Willcomは開業当時からネットワークを未完成の状態のまま提供してきた。安かろう悪かろうという悪評が立つも,日本全国にアンテナを打ち続け,今ではエリアカバー率自称97%を超えるほどにまでになった(w。また,Willcomはインテリジェンスな基地局を開業当時より採用し,Air-EDGEサービス開業当時にはソフトウェアの改修だけでサービスを提供したという華麗な技を見せ付けた。その後の基地局のソフトウェアは,数十回も更新されている模様。通信レスポンスなども改善されているらしい。*1

50%ルールは,料金設定にも現れている。Willcomの場合,新サービスを提供するときには試用期間がある場合があり,ユーザーの反応を見ていると考えられる。ユーザーの反応次第によっては,予定していた価格よりも下げて本サービスを開始することがある。例えば,Air-EDGEサービス開始時がそうであった。*2

*1:[これはひどい]

*2:単なる話題づくり?