気になって読んでみた。思えば、昨年はスモールネットワークなどのネットワークに関する本をよく読んでいた気がする。今、ネットワーク科学が熱いのか?
この本は、進化生物学・生物統計学という私にはとっても縁遠い世界の人が書いた「系統樹」に関する本。新書にしては非常に重厚長大で、読むのに時間がかかったわりには、内容を理解しきれていない。
前半は、科学哲学の話が多く、そこから多彩な話題を持ち出して、系統樹に関する話をしている。いつか、出直し。
系統樹思考は対象物をデータ源としてその背後にある過去の事象(分岐順序や祖先状態)に関する推論を行うからです。
という文を見て、囲碁のど素人が囲碁について考えた。囲碁をする人工知能は難しいと聞く。その1つとして、囲碁は将棋と違って、棋譜が探査空間のものすごい広いツリー構造になってしまうのではないか?と思った。
以下、キーワード
- ローカルな科学哲学
- アブダクション
- タイプとトークン
- 早田文蔵
- 作者: 三中信宏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/07/19
- メディア: 新書
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