ロングテールについて考えたこと

ロングテールとは別の見方をすれば、いかにニッチにたどり着けるかではないだろうか。情報の少なかった時代では、ニッチにたどり着くためには非常に労力が必要だった。そのため、消費者は頭の2割の部分しか選択する余地が無かった。そのため、パレートの法則のような法則が当てはまるわけだ。しかしながら、検索と言うテクノロジーによって、ロングテールのどの部分でも容易にたどり着けるようになると、人々は頭から尾っぽの部分まで平等にたどり着けることが出来るようになる。

Googleでは、頭から尾っぽの部分まで平等にたどり着けるようにするために、検索という方法を利用している。しかしながら、検索だけが唯一の方法ではないと思う。偶然や強化学習もその1つだと思う。おそらく、2007年度のWEBのキーワードは学習や偶然を装ったレコメンドだろうと私は考えている。