無線LANアクセスポイントの設置の際にはInSSIDerでまわりの確認を

無線LANアクセスポイントを設置する際には、電波干渉に気をつけなければならない。電波が干渉していると、接続が不安定になったり、電波は強いが繋がらないなどの現象が起こるためだ。これは自分だけの問題ではなく、相手にも迷惑のかかる行為だ。無線LANの利用の際には、電波は公共財(みんなでシェアして使うもの)だと認識し、計画的に利用することが必要である。メディアや企業の宣伝にただ乗っかるだけの利用じゃダメだ。

そのためには、まず、本当に無線LANが必要なのかを考える必要がある。日本の都市部ような人口密度が高い場合には無線LANの電波が数多く飛び回っており、場所によっては無線LANアクセスポイントを設置できる余裕がない場所も存在する。必要性が高い人が利用できないことにならないためにも、自分が本当に無線LANを必要としているかを確認する必要がある。そして、有線で置き換えられる部分は有線で置き換え、携帯ゲーム機のような置き換えられない機器については、無線の電波が部屋の外に飛ばないようにAPの設定で電波の出力を弱めるように設定したりする必要がある。

その次に、近所の無線LAN利用状況を確認する必要がある。今なら、InSSIDerがお薦めだ。Vistaでも動く。


以下の画面が一番重要だ。山の頂点がそのアクセスポイントが利用しているチャンネルで、山の高さが電波の強さだ。同じチャンネルを利用していても、山の高さに差があれば、打ち消してくれるが、同じや間の高さだと干渉する可能性が高い。

そのため、この山が出来るだけ重ならないように、自分のアクセスポイントのチャンネルを設定する必要がある。理想的には、全く重ならないようにすることだが、人口密度が高い場所によっては難しいだろう。

素人の私よりも正確な情報が欲しいならば、以下のサイトがお薦めだ。無線LANアクセスポイントを設置しようと考えている人は是非とも読んでほしい。

参考