RAID1+ホットスペアとは、3台のHDを以下のように使用することである。
- HD1 ミラーリング
- HD2 ミラーリング
- HD3 通電状態で待機(ホットスペア)
ホットスペアでは、HD1かHD2のどちらか故障した場合、待機中のHD3(ホットスペア)の再構築を直ぐに行い、HD1台のみの状態を可能な限り短くする。これが、ホットスペアのHDが無い場合、故障したHDの調達中にもう1台のHDも壊れてサービスが停止してしまうという可能性が有り得る。
もう一方の、RAID1 ADMは、HPのサーバで利用できる構成で、3台のHDでミラーリングするという機能。
3台でミラーリング構成を作成するという点では、RAID1+ホットスペアもRAID1 ADMも類似しているが、内実は全く異なる。ホットスペアのHDは空で動作しないのが原則だが、ADMの3台目は1台目と2台目のデータのコピーが常に入っていて読み込み・書き込み処理が発生している。