Railsの開発にMacが支持される理由の1つにTextMateというエディタの存在は大きいでしょう。それほどTextMateは使いやすく、多くのプログラマが愛用しています。
WindowsにもTextMateを模したIntypeというエディタがありますが、常用するには機能不足でした。
そこで今日は、TextMateライクな「E Text Editor」を紹介します。EはTextMateに非常に影響を受けた非常に使いやすいエディタです。
TextMateにもあったProjectTreeがEにもあります。ここで、Projectのファイル構成を確認しながら作業を行うことが出来ます。Intypeに一番欲しかった機能です。また、テーマも複数用意してあり、黒地に白系の色使いもすぐに変更することができます。
TextMateでいう「⌘ + T」の機能が、「Ctrl+Shift+T」で動きます。ファイル名が分かっているならば、すぐに目的のファイルにアクセスすることができます。動きも滑らかです。
Snippetsも使えます。TextMateの奴がそのまま利用出来るらしいです。RubyやRailsだけではなく、PythonやMediaWiki記法まであります。気になるのは、JavascriptToolsの「Run Javascript」の項です。どうやら、Rubyスクリプトを呼びに行っているようです。
Cygwinを入れれば、「Ctrl+Shift+R」でテストが出来るみたいです。これからはCygwin経由でrubyを入れるのが吉みたいです。
日本語も入力出来るよ!…と言いたい所だけど、ダメでした。一応、入力は出来るのですが、不安定です。
自分用メモで恐縮ですが、Text Editor Eを利用したRails開発の環境構築については、
Garbage Burrito - A Mac-esque Rails Development Environment on Windows : powered by Doodlekit
が詳しそうです。
TextMateやEの使いやすさの1つの理由は、Rails同様に「フルスッタク」という点が1つあると思います。Emacs(WindowsユーザーならMeadow)を利用してRailsアプリを開発する場合、いろんな*.elファイルを用意しながらカスタマイズをしなければなりませんでした。それこそ老舗の鰻屋のように設定を継ぎ足しながら。
railsがフルスタックで、すぐにプログラミングが出来るという点が受けたのですから、テキストエディターもインストールしてすぐに使えるというのが重要だと思うんです。
気に入ったら購入したいと思います。